日本料理 香川 味噌の日


「みそか」と「味噌」をかけて毎月30日を「お味噌の日」と制定。

みその歴史は、中国もしくは朝鮮半島を経由して伝わったという説と、弥生時代から日本独自の塩蔵を経て発展したという説の2つの説があるといわれています。

なかでも、古代中国の「醤」(しょう、ひしお:肉や魚を潰し、塩と酒と混ぜて壺に漬け込み、100日以上熟成させたもの)、「豉」(し、くき:大豆や雑穀を蒸煮して麹を作り、発酵させたもの)を起源として、日本で工夫を重ねて編み出した独自の製法によって日本のみそ造りが発展し、今日のみそが完成したという説が有力です。

701年(飛鳥時代)の大宝律令に、まだ豆の粒が残っている醤の意味の「未醤(みしょう)」という記述が発見されており、これが「みしょう」→「みしょ」→「みそ」と変化していったといわれています。

大河ドラマの徳川家康は「五菜三根」のみそ汁を食べていたと言われています。
葉菜が5種類、根菜が3種類も入ったみそ汁は、現代の栄養学からみても百点満点。平均寿命が37~38歳の時代に75歳の長寿を全うした家康の健康の秘訣は、この「五菜三根」のみそ汁にあったのかもしれません。

みそには生命維持に不可欠な”必須アミノ酸”9種類が、全て含まれています。その他にも、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などたくさんの栄養素が含まれていて、1つの食品でこれほど多くの栄養を含むものは他にないと言われています。
また、がんや生活習慣病のリスクを下げる効果や、美肌効果もあるとされています。

こちらのお料理は『花会席』強肴の黒毛和牛サーロインステーキ
葱味噌でお召し上がりください。

御立一例

前 菜 蒸し鮑
翡翠茄子
美味出汁ジュレ
石川芋
アメーラ
花穂

御 椀 牡丹鱧
かんな冬瓜
順菜
梅肉
柚子

造 里 鮮魚三種盛り
彩り妻、作り醤油

焼 物 甘鯛若狭焼
万願寺焼浸し
新丸十密煮
酢取茗荷

煮 物 油目揚荷
丸茄子 長芋 絹さや 木ノ芽

強 肴 黒毛和牛サーロインステーキ
ヤングコーン
アスパラ
葱味噌

食 事 とうもろこし御飯
香の物
留碗

水菓子 パパイヤミルク
水羊羹 キウイフルーツ

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