メロンの日


今日はメロンの日

6日をメロンの日とした理由は、「6」という数字がメロンのつるとメロン本体に似ているため、メロンの食べごろが、収穫後、概ね6日後であることを消費者に伝えるためとのことです。

メロンはごく早い時代にインドから西方のイラン(ペルシア)へ広がったとみられており、紀元前3000年ごろのメロンの種子がイラン南東部の古代遺跡シャフリ・ソフタから発見されている[。
紀元前7世紀の古代メソポタミアでは、粘土板に書かれた楔形文字から、バビロニアの王、メロダク・バルアダン2世の菜園でメロンと解釈できる植物が栽培されていたとみられている。紀元前2000年ごろの古代エジプトでは、エジプトメロンやヘビウリが食べられていたともいわれている。古代ギリシアにおいて、メロンの仲間についての記述として現れる最も古いものは、紀元前4世紀のヒポクラテスによるもので、科学者の多くはこれがメロンであるとみている。古代ローマでも、同様にメロンが食べられていたとみられているが、古代のメロンは現代のような甘いメロンではなかったと考えられている。

メロンがインドから東方の中国へ到達した時期は不明であるが、中国浙江省では紀元前3000年ごろのメロン種子が発掘されている。このメロン種子は甘くないメロンだった可能性もあるが、植物学者のテレンス・W・ウォルターズによれば西周時代(紀元前1100年ごろ – 同771年)における中国では、マスクメロンと野菜用メロンは重要な果菜であったという。漢代(紀元前206年 – 紀元220年)にはメロンは中国で一般に食べられていた。
甘いメロンが作られるまで数世紀に及ぶ改良の努力が行われた。果実を食用にする果菜類として栽培化され、かなり早くにユーラシア大陸全域に伝播した。

日本列島にも貝塚から種子が発掘されていることや、瀬戸内海の島嶼などに人里近くで苦味の強い小さな果実をつける野生化した「雑草メロン」が生育していることから、既に縄文時代に伝わり、栽培されていたと考えられている。日本では古来「ウリ(フリとも)」の名で親しまれてきた。

栄養的にはビタミンCやカリウムが豊富なのが特徴。
また、体内の余分な塩分(ナトリウム)を排泄させるカリウムが多く含まれ、腎臓病や高血圧の予防・体内温度を下げる成分も含まれており、夏バテによる食欲不振の予防も効果的である。

昔の人々のおかげでこんなにも甘くてジューシーなメロンを頂けるんですね。
食後のデザートにひんやりとしたメロンがあると嬉しくなります。